学内・学会事務請負、翻訳・通訳、デザイン、Web、招聘、国際シンポジウム運営、学術渡航

2021年06月17日

川重、初のサステナビリティ債100億円 水素事業など強化

川崎重工業(7012)は6月15日、使途を環境や社会の持続可能性に貢献する事業に限定した社債「サステナビリティボンド」を同社では初めて決定したと発表しました。7月をめどに100億円分発行し、自動PCR検査ロボットや水素事業などに充当します。発行年限は10年。同債の発行を支援する「ストラクチャリング・エージェント」は、みずほ証券が担い、主幹事はみずほ証券のほか、野村証券とSMBC日証券、三菱UFJモルガン・スタンレー証券の5社が受任します。川崎重工は、拡大が見込まれる水素分野を強化。水素燃料を航空機分野へ展開し、水素航空機の開発に参画します。燃料タンクやエンジンなどの開発を主導し、2035年以降の市場投入を目指しています。水素を使った航空機エンジンのほか、オートバイや水素発電事業なども展開し、本社に水素戦略本部を立ちあげるなど、水素事業に力を入れています。自動PCR検査ロボットは、移動式のPCR検査システムとパッケージ化したもので、5月に導入した関西空港のほか、他空港も導入を検討。関空では国際線出発客向けに導入し、医療機関による検査開始は今年の夏ごろをを予定しています。検査システムは40フィート(約12メートル)コンテナにパッケージ化。トレーラーで運送し設置します。コンテナ内にはおよそ10機のロボットを配置し、試薬調製や核酸抽出、遠心分離などのPCR検査に必要な工程を進め、稼働時間を16時間とした場合、1コンテナで2000検体検査が可能です。

同じカテゴリー(海外渡航情報)の記事
 新型コロナ、水際対策を緩和 6月から/ Japan Relaxes Border Measures from June (2022-05-30 14:50)
 アメリカ、渡航制限を11月に緩和 ワクチン接種義務付け (2021-09-21 18:33)
 日本政府、水際措置を変更 6・10日間の待機対象国なくなる (2021-09-21 17:56)
 韓国、日本を隔離免除国に コロナワクチン接種で、10月1日から (2021-09-21 17:17)
 世界の空港ランキング2021、トップ10に日本勢から3空港、コロナ対策部門でも選出 (2021-08-10 17:52)
 「ワクチンパスポート」、きょうから発行開始 (2021-07-26 18:15)
Posted by 株式会社CSセンター at 10:17 │海外渡航情報国内旅行情報